展覧会

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特別展

愛媛/松山ミュージアム・ストリート特別企画

真鍋博 カコをみる、イマをみる、ミライをみる

愛媛出身の真鍋博は、イラストレーションにより様々な分野で活躍しました。未来は、「想像」ではなく「創造」だと考えていた真鍋は、過去や現在をしっかりとみすえるなかで未来を表現しています。1970年の大阪万博にまつわる作品など、真鍋の未来への思考やまなざしが感じられるコレクションをご紹介します。
また、同時期にセキ美術館とミウラート・ヴィレッジでも当館真鍋作品による連携企画を開催します。

開催概要

会期

2025年9月6日(土)~2025年10月22日(水)

休館⽇

9月8日(月)、9月16日(火)、9月22日(月)、9月29日(月)、10月7日(火)、10月14日(火)、10月20日(月)
※ 

開館時間

9:40~18:00(入場時間:17:30まで)

会場

本館1階 企画展示室1・2

料金

大人340円(270円)、大学・高校生230円(180円)

※( )内は20名以上の団体料金。
※次の方は、無料でご覧いただけます。中学生以下、満65歳以上の方、障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名

展覧会について

松山城を中心に集う10のミュージアムや文化施設から成る「愛媛/松山ミュージアム・ストリート連絡協議会」が発足し、10月20日より10年目を迎えます。このことを記念して、愛媛県美術館、セキ美術館、ミウラ―ト・ヴィレッジの3館で同時期に愛媛出身の真鍋博作品をそれぞれの視点で展示する特別企画です。
真鍋博(1932-2000)は、イラストレーションにより様々な分野で活躍しました。未来は、「想像」ではなく「創造」だと考えていた真鍋は、過去や現在をしっかりとみつめるなかで、未来を表現していきます。
当館には、書籍やアニメーション等、複製可能なメディアにより作品を多くの人に発信することの重要性をいち早く認識していた真鍋作品の原画等が約20,000点収蔵されています。その中から、大阪・関西万博の開催にあわせ、1970年の大阪万博の仕事や、『2001年の日本』(1969)等の真鍋の未来への思考やまなざしが感じられるコレクションをご紹介します。私たちが、どの様な未来を創造できるのか考える機会となれば幸いです。

展示作品

真鍋博《日本万国博覧会会場全景》の画像
真鍋博《日本万国博覧会会場全景》1967年

同時開催

ミウラート・ヴィレッジ

真鍋博展~ミライを拓く

8月24日(日)~10月19日(日)
9:30~17:00(入場は16:30まで)

三浦工業株式会社(ミウラ)の創業者、三浦保(1928-1996)は、偶然にも真鍋博と同時期を生き、同じ68歳で亡くなりました。三浦は「世界一安くて良いボイラを創ろう」という大きな目標を掲げ、「テクノサービス」でミウラの未来を切り拓いていくことに邁進し、「未来は占ってはならない、創るべきものだ。」と語った真鍋は、描くこと未来を創造していきました。この共通点を三浦が語った「ミライを拓く」というサブタイトルにして、真鍋の作品とともにミウラの歩み、ミウラが創造する「ミライ」をご紹介いたします。

休館日:月・火曜日(祝日は開館)
観覧料:一般700円、高大生400円、中学生以下無料
※65歳以上の方は、その証明書の提示で500円となります。
※障がい者の方は、その証明書等の提示でご本人と介護者が500円となります。

連続記念講演会「父・真鍋博の描いた世界」
【真鍋博と、ときどき恐竜】

 ※お子様もお楽しみいただける内容です。
日時:10月4日(土)14:00~15:00
定員:40名(先着順、要申込、要観覧料)
申込はこちらから

セキ美術館

真鍋博と印刷会社2

9月12日(金)~11月24日(月)
10:00~17:00(入場は16:30まで)

美術館の運営母体のセキ株式会社は印刷会社で、真鍋博作品の印刷を担っていました。印刷は原則4色のインク(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)を組み合わせることにより表現されます。真鍋は、はじめから印刷表現を想定し、4色の組み合わせで出せる色を原稿に指定すれば原画と印刷物の差異はなくなり、世界のどこで刷っても原稿と同じものが印刷されると考えた上で、細かい印刷指示を行っていました。イラストは印刷手段に翻訳される宿命を負っているものであると感じていたからです。印刷の工程に関わる資料と共に作品をお楽しみください。

休館日:月・火曜日(祝日は開館)
会場:セキ美術館 3階展示室
観覧料:一般800円、大学生700円、小中高校生500円
※「秋の所蔵作品展」もご覧いただけます。

Ehime Art Book Mart #3

10月11日(土)、12日(日)
10:00~16:00

様々な地域から、本やアートをつくる人や売る人、読む人やみる人が県美に集う2日間!
真鍋博の世界に親しむことができるラインナップを予定しています。中庭でフードの出店も!

場所:愛媛県美術館エントランスホール・中庭等
※入場無料

第3回えひめ障がい者アート ”ほっと♡ハート♡アート”コンテスト展覧会

会期:8月24日(日)~10月19日(日)
場所:ミウラート・ヴィレッジ1階南展示室
※入場無料

愛媛/松山ミュージアム・ストリート連絡協議会

松山市内の10館の文化施設からなる協議会です。
文学のまちとして名高い松山で文化や歴史を感じてみませんか。